爪掻本綴 服部 秀司

綴帯「鍵盤」

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 ピアノの鍵盤を爪掻本綴の技法で織り上げた綴帯です。
爪掻本綴は、手織りの技法の一つで、櫛状に切り込みを入れた指の爪で糸を掻き寄せて細部を織ることから、爪掻本綴と呼ばれています。強く張った経糸に緯糸をたっぷり織り込む綴特有の織り方により、程よいハリとコシのあるしなやかな風合いで、帯芯を入れなくても帯地だけでぴたりと身体に添う結び心地が特徴です。
この帯は、ピアノの鍵盤をシンプルにデザインすることで、使いやすく、いろいろな着物に合わせやすい帯にしました。鍵盤の線を斜めに流すことで、少し動きを感じるデザインになっています。鍵盤の紫色の部分は紫根染の糸を用い、奥ゆかしい紫色を表現しました。
前の柄は線が並ぶシンプルなデザインで、片側のみに柄があり、反対側は無地になります。反時計回りに巻く場合に前の柄が表れます。時計回りに巻く方法がお好みの方は、お時間をいただきましたら前の柄を反対側に別織りいたします。
販売価格:275,000円(税込)


素材
サイズ
生地巾約31.0cm
納期寸法確定から約30日