![]() ![]() コーヒーショップのオーナーはマスターです。なぜマスターなのかって?コーヒーを淹れる名人(マスター)だからです。 |
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![]() かつて日本では大工の棟梁は「親方」でした。ドイツでは「マイスター」です。「マイスター」は英語の「マスター」で日本語では「名人」です。その道の指導者が「親方」ではなく「マイスター」であることの意味するところは、技量に優れた個人こそ指導者足りうる、家族主義ではなく個人主義が社会の基本理念なのです。否応なく、是非もなく、家族主義から個人主義の社会に変わらざるをえなくなった現代の日本で、早急に確立されなければならないのは良質の個人主義なのです。 個人主義とは、「私」の確立、「私」の尊重です。それは同時に、「私」と「私」が共生することを可能にする、「公」の確立、「公」の尊重が不可欠です。一人一人の「私」が、自らを磨き、高めることによって、もう一人の「私」と共に生きる力を養い、培うことが必要なのです。自立した「私」同士の間にこそ「公」が成立するのです。結論で言うと、自分の商売をシッカリやる、ということです。自分に出来ることを、自分にしか出来ないことを。 |
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