丸太や きものスタイル
 キモノは表現です。感性の、感情の。素材への、色彩への、意匠への好み。晴れやかな、楽しげな、物憂げな気持ち。着る人の好みが、気持ちが、キモノに表れる。それは、もう一人の誰かへのメッセージでもあります。キモノに込められた思いが、もう一人の誰かに伝わって、二人の間にコミュニケーションが生まれる。キモノを通して、心と心が通いあうのです。キモノがコミュニケーションのコトバになる、そんな素敵な「きものスタイル」。「丸太や」に集う方々の素敵な「きものスタイル」をスライドショーでご覧ください。

人の一生には幾つかの節目があります。誕生、入学、成人、結婚、などなど。その折々の慶事を祝福するために、慶祝の日の晴れ着として、日本人はキモノを着用してきました。
白生地に描かれた色鮮やかな模様。小紋染をはじめ、絞り染、ローケツ染、友禅染、など、染のキモノには華やかさがあります。お洒落に着こなされた染のキモノから、着る人の明るい人柄が表れるのです。
織のキモノには味わいがあります。織る人の心が伝わってくるのです。心のぬくもりを感じながら紬のキモノに袖を通して、気持ちも軽やかに街に出ましょう。行き交う人の表情が、いつもより明るく見えるでしょう。
夏を旨とすべし、とは唯に住まいに限らず、キモノもまた夏を旨とすべし。麻、木綿、は言うに及ばず、絹もまた、絽あり紗あり。夏のキモノは百花繚乱。日本の夏はキモノの夏なのです。
男のきもの専科、その心は、男もキモノを着ませんか。男のダンディズムはキモノに極まれり。かつて日本の男児はお洒落だったのです。男のキモノの真骨頂は実に裏地にあり。