六月十五日から二十三日まで、弊店では『想いを染める 本友禅染 木戸源生 別染受注会』を開催いたします。昨年も木戸さんの別染受注会を開催させていただき、大変ご好評をいただきました。別染の醍醐味は、新しい作品を生み出す過程にお客様も一緒に参加いただけることです。別染はある意味でお客様と木戸源生さんとのコラボレーションなのです。
 期間中は、弊店にて木戸源生さんと直接お会いいただけます。お作りになりたいもののイメージはボンヤリでも大丈夫。お客様のお話をお伺いしながら、素敵なアイデアをご提案いたします。木戸さんの参考作品や資料もご覧いただけますので、完成品のイメージも想い描いていただけます。木戸さんはお話しもお上手で、会話の中からお客様のご希望を瞬く間に具体的なイメージにしてくださいます。モチーフは花鳥風月だけに留まらず、ありとあらゆるモチーフが着物の柄になり得ます。
 木戸源生さんは、会期中、十五日(土)、十六日(日)、二十三日(日)にお越しくださいます。それ以外の日でも事前にご連絡いただきましたらお会いいただける日時を設定いたします。ぜひこの機会に、世界にひとつだけの着物や帯を創ってみませんか?

・・・・・別染の一例をご紹介します・・・・・
(1)「夏の思い出」の歌のイメージの着物と帯。着物は水芭蕉の花、帯は遠景で、尾瀬の風景です。
(2)お母様の残された白生地の羽尺を使って「槍梅」の絵羽織に。梅の根元に笹、肩裏に松を染めてくださったので、松竹梅の羽織になりました。
(3)お客様が大好きなバラ「サンセットグロー」を付下げ小紋に。ご一緒に、ネットで花を検索して確認!
(4)ご自分に似合う色を探して、手持ちの帯が活きる様にと、波柄の訪問着を優しい色で染めました。


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