関健二郎さんにお会いするために、鹿児島市の「関絹織物」を訪ねるのは、四度目ですが、この度、初めて、自家用車を運転して訪問しました。事前に地図を下調べしていたのですが、地図上の表記と、その土地の表情は、まったく、別物でした。右往左往しながら、ようやく関健二郎さんにお会いすることが出来ましたが、自ら道を探し求めて、たどりつくことの大切さを実感しました。この程度の手間隙にも、教えられることは沢山あります。「ものづくり」とは、手間隙の塊です。その膨大な時間と労力によて、創り手の深い想いは、形になるのです。「創作織」は、関健二郎さんと、「関絹織物」の人達の、形になった想いなのです。