型友禅染
名和野 要(なわの かなめ)

 名和野要さんは型友禅に携わる染織家であるとともに、着物のルーツを求め、世界中を巡り、様々な国や地域の民族衣装を収集する染織研究家でもあります。海外の文化である洋楽器を着物の中に自然に溶け込ませるデザインは、世界の文化と日本の文化の源流をよく知る名和野さんならではです。

名和野 要 プローフィール
京都市立洛陽工業高校、色染科を卒業
古代染織研究家、竹内庄造氏に指示、正倉院裂「花樹双鳥文」を復元、東大寺に献納する
専門学校・大学・染織試験場で草木染の講師を歴任
海外170カ国を訪問、シルクロードを主に世界の民族衣装を収集し、研究。平成14年、日本経済新聞など各新聞に「民俗衣裳収集の旅」が掲載され、ラジオ・テレビに出演
平成15年、シルクロードをテーマに創作きものを発表する
平成16年、シルクロード写真コンクールで最優秀賞を受賞

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