裾や袖などに、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番プレリュードの音符を抽象化した織模様を散りばめた上田紬の着物です。
地色は天然の桜の染料で染めた淡い桜色です。袖や裾は少し濃い色に染めた糸を織り込み、軽やかさの中にも深みのある色彩を表現しています。上前や袖には明るい織暈しを加えています。
音符のモチーフは、すくい織という技法で表現されています。地の生地よりほんの少し浮き上がるような織表現です。全て同じ色ではなく、さりげなく色に変化をつけています。五線も濃淡をつけ、下から上へと明るく軽やかになっていく配色です。
こちらの着物には経糸に<なま糸>という特別な糸が使われています。<なま糸>とは、加熱・乾燥をせずに製糸した絹糸のことで、絹糸本来の艶やなめらかさを保った風合いが特徴です。一見すると紬のマットな風合いのようですが、お召いただくと奥のほうから絹本来の光沢感が浮かび上がります。
素材 | : | 絹 |
サイズ | : | ― |
生地巾 | : | 約37.5cm |
納期 | : | 寸法確定から約60日 |
販売価格:616,000円(税込)

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