「ものづくり」の現場を訪ね、そこで見たこと聞いたこと感じたことをお伝えするために会を開く、その最初の取り組みは当時取引のあった絞り問屋の紹介で「疋田絞り」「桶絞り」「絞り染」の工房を見学し開催した「手仕事の究み−絞り染」の会でした。あれから14年、「染」と「織」の「ものづくり」の現場を全国各地に訪ね、その成果を発表してまいりました。しかし残念なことに最初にお世話になった絞り問屋はその数年後に廃業し、以来弊店は絞り染を本格的に取り扱うことが出来ませんでした。しかし昨年9月、思いがけなく「京絞り寺田」の寺田豊さんとのご縁を頂き、いつかふたたび絞り染をお客様にご披露したいという思いがつのりました。その気持ちを寺田豊さんにお伝えし幾度となくお話を重ねて9月17日(土)より25日(日)まで「今ふたたび−京絞り寺田」を開催することになりました。ご期待ください。