初めて訪問着を着た日、神社に結婚のお礼参りへ行きました。着物は母に着つけてもらいました。

 ―特別な日が もっと特別になる 晴の日の着物―
 人生のうちに何度か訪れる「晴の日」。自分にとって特別な日だったり、誰かにとっての大切な日だったり、人それぞれの「晴の日」がありますね。かけがえのない日には、ぜひお召し物も心を込めた特別な装いを。
 礼装の着物は、慶びの心を表すことができる特別な着物です。お召しになる人を華やかに見せるだけでなく、相手の幸せを思う気持ちが、晴の日の着物には宿っているのです。お召しになるのは洋服の方が簡単かもしれません。ですが、ほんの少し手間暇をかけて装うことも大切なことのように思います。晴の日を前に準備をして、あれこれと心を配り、丁寧に着付けをして、そうした時間と手間をかけることで心が整い、特別な日をもっと特別に感じられるのではないでしょうか。
 この度弊店では【晴の日の礼装展】と題し、礼装に向く着物と帯の作品展を開催いたします。華やかで格調高い逸品訪問着から、すっきり上品な付下まで、様々な着物をご用意いたします。「晴れの日」は結婚式・お宮参り・七五三などいろいろなシーンがあるでしょう。どういうときに着物を着たらいいのか、どんな着物が合うのか、ぜひお気軽にご相談ください。お客様お一人お一人に合うコーディネートをご提案させていただきます。ぜひご高覧ください。ご来店を心よりお待ちいたしております。
 ※ご自身でお召しになりたい方向けの【礼装着付けレッスン】もございます。お気軽にご相談ください。

晴の日の着物はいくつか種類がありますが、この度はその中から「訪問着(ほうもんぎ)」と「付下(つけさげ)」をご紹介いたします。
色柄などによって華やかなものから控えめなものまで雰囲気は様々です。
お選びになられるときは、お召しになるときのことを想像しながら着物を選ぶと、あなたにぴったりの素敵な着物に出会えます。
洋服の方が多い場でも馴染みやすいのは、さりげない柄の付下。お子様の習い事の発表会などにお召しいただくと喜ばれそう。お茶のお稽古や初詣など日常のワンシーンにも溶け込みます。
すっきり上品な付下は、ワンピース感覚でお召しいただくと良いでしょう。セミフォーマルとして結婚式やお子様の入卒、同窓会など、幅広いシーンにお召しいただける重宝な着物です。
控えめな訪問着は会場にさりげなく華をそえる上品な着物。ご友人の結婚式では主役を引き立て、お子様の入学式・卒業式などではそっと支えて見守る気持ちが表れます。
金銀を豊富に使った華やかな訪問着は、ここぞという特別な日に着たいもの。ホテルで開かれるような華やかな披露宴や祝賀会など、お祝いの席にお勧めです。