八月最初の丸太や店内催しは、高橋孝之さんの墨流し染「水の文様」です。墨流し染は水面に浮かべた顔料で模様を描き、それを紙や布に写し取る技法です。ヨーロッパではマーブリングと呼ばれます。シンプルな技法ですが、きものの柄に扱うのは非常に難しく、この技法できものを染めておられる方はほとんどおられません。 今回は墨流し染のきものや帯、浴衣を多数取り揃えます。目にも涼しげな墨流し染の浴衣は夏の着物としてもお召しいただけます。絹物では着尺、名古屋帯、訪問着など墨流し染の多様な表情をお楽しみいただけます。どれも世界にただ一つだけ、一期一会のものばかりです。 なお、会期中、弊店の店頭で墨流し染のハンカチを実演販売いたします。実演しますのは…三木弦です! 実は、六月に東京の高橋さんの工房へ伺い、直接ご指導いただいたのです。今はそのときに撮影していただいたDVDを見て復習中です。高橋さんのように自由自在に…とはいきませんが、墨流し染の瞬間を是非ご覧頂きたいと思います。染の体験もできますので、この機会に世界にたった一枚だけの自作ハンカチを染めてみませんか? |
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ご来店を心よりお待ちいたしております。 |
洒落袋と合わせて単衣のお出掛け着に |
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縦絽の木綿に染められた本格派浴衣は、 夏の着物としてもお召しいただけます |
お洒落な染帯もいろいろございます |
墨流し染めに江戸更紗をプラスした帯 |